日本ニューロサイエンス看護学会

脳神経看護学についての情報を発信しています。

理事長ご挨拶

ご挨拶

理事長 田村綾子

日本ニューロサイエンス看護学会は、脳神経看護学や教育に関する理論・応用の研究と調査を行い、それについての発表、知識・情報の提供や交換により脳神経看護に関する学術の向上発達を図り、もって人々の健康と福祉に貢献することを目的としています。

旧来看護の発展の過程において、急性期看護や慢性期看護という概念が出来上がっておりました。ところが、脳神経看護では脳卒中を代表とするように急性期や慢性期という範疇のみでは語ることができない、患者様のその先の状態・病態を見据えた看護方法を展開しなければ、回復が遅れるあるいは悪化することを本学会では主張して参りました。脳神経看護領域におけるエビデンスレベルⅠやⅡの研究を日本から輩出し、世界の看護師たちが集まっていただけることを夢見ております。しかしながら、脳神経疾患の回復過程を確認する経過が非常に長いことで研究者たちが取り組むことに躊躇しがちな領域とも言えます。一つの明るい方向として、日本看護協会が特定する「脳卒中リハビリテーション看護」認定看護師が誕生して5年が経ち、学術的な基盤形成が整えつつあるといえます。今後は、脳神経看護専門看護師も視野にいれ、学問的発展を期待したいと考えます。

まだまだ志し半ばですが、多くの会員の賛同を得ながら、脳神経看護の実践・研究活動を続け、エビデンスのある脳神経看護の提供ができる環境を整えて参りたいと考えております。今後とも、ご指導・ご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

日本ニューロサイエンス看護学会 設立趣意書

謹啓 皆様におかれましてはそれぞれの部署でご活躍のこととお喜び申し上げます。さて、かねてより看護領域に携わる中で、脳神経看護領域における専門学術誌が発刊されていないことが指摘され、学術的見地から脳神経看護学の発展を期待して、脳神経領域の看護学会の設立の必要性を非常に声高く話し合われて参りました。脳神経看護領域の研究が進まない理由の一つとして、脳神経看護領域での対象者のコミュニケーションが得にくいこと、脳神経疾患の回復過程を確認する経過が長いことなどにより、学術的に論考しにくいことや適切な評価指標が得にくい状況にあると指摘されておりました。これらの問題は、残念ながら現状においては解決手段を得ていない状況といえます。しかし、一つの明るい方向として、日本看護学会が特定する「脳卒中リハビリテーション看護」認定看護師が誕生し、脳神経看護領域の学術的な基盤形成が整えつつあるといえます。

このような現状を踏まえ、日本ニューロサイエンス看護学会の設立をここに提案を致します。設立に際しては、この日本ニューロサイエンス看護学会では、脳神経看護学会の学術の向上を目指すとともに、「日本学術会議協力学術研究団体」および「日本看護系学会協議会」への入会ができるための準備も整え、学術団体としての活動を積極的に行っていきたいと考えております。設立の目的は、脳神経看護・教育についての深い学問的見地の探求をめざし、エビデンスの高い看護研究を志す集団として活動を行うことと考えております。この設立の趣旨に賛同をいただき、学術団体としての活動を円滑に推進してゆきたいと考えております。多くの賛同者が集まることを、ここにお願いを申し上げる次第です。

謹白

平成24年3月16日

発起人
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部
教授 田村 綾子

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